2018年僕が見た映画をふりかえる
2018年も残るはあと数時間。
今年も海外、日本で様々な映画が生まれ観客に届きました。
僕自身もいろんな作品を見てたくさん感動し、影響を受けました。
感動したままでは勿体ないし、この感動を一人でも多くの人と共有したいのでここに2018年の締めくくりとして、今年見た映画の中で僕自身最高だった作品4つを厳選します。
2018年映画編
細田守監督の新作。今までの作品とは異色の作品であり「時をかける少女」や「サマーウォーズ」のような若者の葛藤が主軸になるストーリーテリングではなく幼少期の子供の成長が主軸になりました。
「僕の話だ」と思った。
僕自身も兄貴であり「兄貴」という望んでない立場に立たされた時に人間関係の難しさを知りました。
主人公くんちゃんの気持ちは痛いほどわかりますし、自意識を確立することの終着点は見事でした。最高のドラマです。
下に僕の感想を残しておくので、気になる方はぜひ。
- スリービルボード
娘を殺され、その犯人を捕まえることのできない警官に抗議の看板を3つ立てることで物語が始まります。
まずドライブ感のある物語の進み方に今年の映画の中でもトップクラスに興奮しました。誰が「悪」とかではなく登場する人間の土台がそもそも解決を妨げているのだが全員が対等に(まるでスポーツのように)解決へ向かう姿がかっこよかったです。
「見方によっては誰も悪者ではない」映画は自分が知っている中でも数える限りですが、その中の一つに入ります。そういった映画は大好物なのでどなたか知っている方がいたらぜひ教えてください・・!
こちらも感想を張っておきます。
- シェイプオブウォーター
デルトロ監督の最新作。半魚人としゃべることのできない女性のラブストーリー。
映画はそもそもフィクションであり、嘘の塊です。しかしこの映画は少しでも現実に近づけるように完璧な物語に仕上がっている。逆に言えば容赦のない真実、そのフィクションの中の真実を見ることができるのがこの映画。
アンチ「美女と野獣」だと監督自身が話していて、足りないものを補うことが愛であり野獣はいいとして美女ではないのだと潔い発言に感動しました。
感想張っておきます!
- カメラを止めるな
今年大ヒットでしたね、あらすじは例のごとくやめておきます。
観客と映画が一体になる感覚、この映画が上映している間は自分がこの映画の登場人物の一人になっているようで物凄く楽しかった。
口コミで広がりキャストも監督も無名のこの作品がこのような実績が出せたのは日本の映画界にとってもかなりの躍進だと思うし、本当に面白い映画が売れていく風潮が今年2018年の一つの生まれたのではないかと思います。大好きな作品です。
こちらも感想載せておきます。
おわりに
2018年の映画は音楽映画から爆音上映、絶叫上映、応援上映と観客と一体型と映画をイベント事のように楽しめる空間に映画自体が変化していったと思います。
様々な人が自分のもののように感じられる作品に出合える機会を設けられたら映画産業にもさらに勢いが増す気がします。来年もよろしくお願いします!
映画の感想やコメントお待ちしております!